INTERVIEW 15
中村 友哉
自分の特性や希望を模索して、
人の居場所を作る仕事にたどり着く。
人の「居場所」を作るための仕事を求めて、いたるセンターに入職。
前職は主にカフェで働いていました。もともと自分が喫茶店で過ごすのが好きで、人にくつろぎの場所を提供する仕事がしたいと思い、カフェで働いていました。その後、コーヒー自体も好きになり、はまっていきました。
そんな中で地域の中での人の居場所作りに興味を持つようになり、障がい者のグループホームの存在を知りました。そして、いたるセンターのグループホームの募集に応募しました。障がい者についての知識はありませんでしたが、有意義な経験ができた職場でした。
グループホームで働く中で、障害者の方々をより深く理解したいと思うようになり、入社から約2年の時期に目黒本町福祉工房へと異動になりました。
目黒本町福祉工房で、より幅広い支援を学ぶ。
目黒本町福祉工房では、アクティーグループに所属しており、着替えやトイレ介助を含めて、活動の見守りを行っています。利用者さんの障がい者区分も上位の方が多くなったことも含めて、生活を見守るグループホームとは仕事内容が大きく変わりました。
活動には外活動と中活動があります。外活動は、缶回収、ウォーキングなどです。中活動は、集めた缶をつぶしたり、洗ったりします。その作業を、利用者さんの適性に合わせてマッチングしてプログラムを組みます。
全6階の目黒本町福祉工房は、各階で利用者さんの特性や作業が全く異なります。今後は私も就労継続支援B型の業務なども経験したいと思っています。
利用者さんとのカフェづくりを夢見て。
将来的に、本当に夢の話ですが、利用者さんとカフェを運営してみたいです。
焙煎をするカフェなら経営的にも成り立つと思いますし、焙煎には利用者さんの特性が活かせると思います。視覚に障害のある方は聴覚が優れていたり、聴覚に障害のある方は嗅覚が優れていたりします。そのような特性を活かせれば、お客さんにとっても、働く人にとっても、かけがえのない居場所になるカフェができると思います。
これが実現できれば素敵だな、と思います。
自分の特性や希望を理解して仕事を選ぶことが大事だと思います。
私は、大学時代の就職活動では、企業への志望動機などを考えるのに苦しみました。自分の意志と違うことを言ってまで就職することに疑問を感じていたのです。その結果として、カフェを中心に、いくつかの仕事を経験し、今はいたるセンターにたどり着きました。
自分はどういう人間で、どんな特性や希望を持っているのか。その上で納得できる仕事は何か。いくつかの仕事を経た上で、今はひとつの答えにたどり着けている気がしています。
世の中には、今の仕事をしている自分に違和感を持ちながら働いている人もいると思います。そんな中で、あらためて自分と向き合うためにも、いたるセンターの仕事を経験してみてください。
ある一日のスケジュール
8:30
出勤・事業部朝礼・グループ朝礼・活動準備
8:55
利用者さんの迎え入れ
10:00~11:00
午前活動
11:15~13:15
昼食介助・見守り
食後、口腔ケアを行います。職員も交代で休憩を取ります。
13:30~14:30
午後活動
14:30~15:30
降所対応
15:30
グループ終礼
15:50
事業部終礼
16:00
事務作業
17:00
退勤
オフの日の過ごし方
第一は子ども。自分の先入観を覆してくれました。
昨年8月に子どもが生まれて、やはり今は子供が中心の生活ですね。子育てでは、自分が育児に対する先入観を持っていたことにも気づかされて、色々と発見があります。例えば、子供の寝かしつけひとつについても、本当に考えてしまいます。そういう経験をすると、妻への感謝が深まりますし、世間の親の方々にも本当にリスペクトを感じます。働きながら子育てすることは大変だと思います。
本当に、子どもができて、日々の価値観が変わりました。今はその幸せを感じています。
リラックスは、やっぱりコーヒー。
リラックスは、なんといっても、やっぱりコーヒーを淹れて飲むことです。
昔は休日に3、4軒のカフェや喫茶店をはしごするということもありました。もともと街を散策するのも好きだったので、合わせての趣味とも言えたかもしれませんが。ここにはこんな建物があるとか、この路地があそこにつながっているんだとか…。
コーヒーは、淹れる人によっても味が変わります。本当に面白いです。今は、家でコーヒーを淹れて、家族と飲んだり、音楽を聴きながら一人で飲んだりしています。お酒もそうですけど、コーヒーも音楽との親和性が楽しいです。